日本橋 馬喰町 創業明治38年 川上商店

川上商店の箸づくり

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ずっと使い続けたい道具

箸は、毎日三度の食事で手にする最も身近な道具です。
人と食べ物を繋ぎ、いのちを紡ぐ箸。大切な役割を果たす箸を、より美しく機能的に。「ずっと使い続けたい」と思ってもらえるように願いを込めて、日々、丁寧に箸づくりと向き合っています。

ずっと使い続けたい道具

削り工程から生まれる美

削り工程から生まれる美

機能的に美しく。川上商店の箸づくりのモットーです。熟練の職人が、一本一本を丹念に削りだして生み出しています。
特にこだわっているのは、箸の心臓部と呼ばれる箸先。「持つ」「つまむ」「運ぶ」などの食事の一連の流れをスムーズにする機能性を持たせ、シンプルかつ、美しい箸づくりを目指しています。

派手な装飾はない。
だから伝わる職人のこだわり。

漆は箸の美しい衣装です。そして、毎日、食事の際に使い、口に含むものであります。だからこそ、使う漆は精製方法からこだわっています。
長野県・木曽の漆職人によって「手黒目」という技法にて精製された上質な漆。黒目とは、木から採取した漆から水分を除き、光沢や透明度を調整していく作業のことです。
1年のうち限られた時期に、天日で何時間もかけて水分を蒸発させていきます。
この貴重な漆により、他にはない独特の艶のある高級感のある塗りに仕上がります。

ずっと使い続けたい道具
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    黒目前の生漆。乳白色をしています。

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    黒目後の漆。天日により水分を取り除いた状態。

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